コラムColumn

2020.12.23

2020→2021

2020年、つながってくれてありがとう!
2020年から2021年に移り変わるご挨拶として、アニメーションを制作しました。

毎年、弊社ではグリーティングカードを制作し皆様にお送りしていたものを、今年は時代の変化とともにメールでお届けすることにいたしました。

今回もNDC Graphicsの皆様とアイデアを練って、かたちにしたものです。

コラム 2020→2021

 残り1週間で2020年が終わる。
 今年の12月は、例年のような忘年会攻めの日々が来ることがなく、健康的に過ごしている方も多いのではないだろうか。
さて先日、知人男性が新型コロナに感染し入院した。その様子を本人がFacebook(以下FB)で綴っている。数年前に仕事でお世話になった方で、この2~3年はお会いしていないが、FBではつながっている。かなり重症に近い状態までいったが、今は回復し、退院に向けてリハビリ中とのこと。ひとまず安心だ。
 フリーランスの友人(女性)は、仕事がないからと、とある流通センターでアルバイトを始めたという。肉体労働はきついが、こもってじっとしているのではなく体を動かすことで、ある意味爽快感もあるという。
 直接・間接を問わず、新型コロナ感染症に翻弄された年であった。
 そんな中、弊社の2020年はどうだっただろうか。
 弊社は、イベント・プロモーションがメインの会社である。今年は、例年実施していたイベントや展示会などが、中止、延期。延期しても結局中止という事態が相次ぎ、2021年3月まではイベントは実施しないと宣言するクライアントもあって、先行きが見えない部分も多い。
 一方で、新型コロナ感染症対策を徹底して、できる方法を模索しながらプロモーションを継続してきた施設がある。その企画制作や運営を任されている部署は、現場、現場の毎日となっている。また、無観客開催のオンライン配信やウェビナーなどが当たり前のイベント業界となり、それにこたえるべく、他社とタッグを組んで、いくつかの現場をこなしてきた部署もある。
 このタイミングにということで、新たな社内教育制度を立ち上げた。業務に必要な基礎知識やスキルを学ぶ「実践的スキル系プログラム」と世界の潮流を知り、イノベーションを生み出すための「未来創造系プログラム」である。まだまだ、これからではあるが、継続していきたいと考えている。
 全体的な業績という意味では厳しい状況が続くが、それでも、様々なお仕事やお話しをいただき、どうにか正月は迎えることができそうである。
 先日、弊社のFBで、「マイ2020年今年の漢字」と題して、自分なりの「今年の漢字」を「合」と表現したスタッフがいた。理由は、感染症予防対策に生活を「合」わせた1年だったことと、休業中(育児休業がこの状況で延長となった)にイギリスに「オンライン留学」し、課題に「合」格したことから、という。子育てをしながらも、休業中に自分を磨くとは、あっぱれと言いたい。彼女だけでなく、だれもが、「新しい生活様式」を模索し、それに自らを「合」わせようとしたのではないか。
 ちなみに、実際の「今年の漢字」は「密」だったが、、、
 私はこの「合」という漢字は、2021年に贈りたいと感じている。
2021年はおそらく、さらに厳しい年になるだろう。その中、世界は変わっていかなければならない。もちろん日本も、地域も、企業も、そして、私たち一人ひとりも。でも、力を「合」わせれば、きっと良い結果が生まれると期待したい。
 今一度、立ち止まって、深く呼吸をしてみよう。自分の呼吸を観察してみよう。
そこから、息を「合」わせて、新たな1年をスタートさせよう。
さあ、2021年が間もなくやってくる。
森 由香

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