コラムColumn

2024.06.30

トロントイベントレポート Vol.1 出発編


コラム『トロントからの手紙』はカナダ・トロントに滞在中のメンバーによる現地でのイベントレポートを独自の視点でお伝えするコラム記事です。第一回は出発編です。お気軽にお楽しみください。
Q:長い間遠く離れた場所で過ごすことになった時、何を持っていくか?
持っていけるものはスーツケース2個分・それぞれ最大23kgと、大きめのリュックサックと大きめのハンドバッグ。

…これは約一ヶ月前の私が直面した難題であった。

洋服はどれだけ持って行こうか
薬はいつものものと、虫除けにあれこれ
日用品はどこまで持って行こうか
お土産は十分持っただろうか
趣味のアイテムも持って行こう(私の場合、空手道着と、水彩絵の具等のアートセット)

これ、本当に終わるのか?と永遠にも感じるパッキングを経て、現在カナダ・トロントに滞在中です。
こうやってパッキングすると、生活必需品というものは意外に少なくて、あとは生活と心を豊かにするものなのだなとしみじみ感じます。(もちろん、それ以外のものもあるけど)

いろんな思いを抱きながら、カナダへ出発したのでした。



そしてドキドキのトロント生活の幕開け!

到着してすぐ、なんだかとっても具合が悪い。
ギリギリまで超馬力で動いていたこともありこれは日々の疲れからきているのだろうと思い込み、生活拠点に到着した感動を味わいつつもすぐに眠りに落ちたのでした。

しかし。
一方に調子がよくならない。なんだろうこのだるさ。
到着してすぐに、人生初の海外の病院での受診を経験することになりました。

病院に到着するやいなや、「診察前に抗原検査をまずお願いします。終わったらそのまま待っててね。」と個室に移され、抗原検査キットを渡され、自主検査を実施。

そして驚いた。結果は陽性。
*英語で陽性は「Positive」といいます。全然ポジティブじゃない!

カナダライフの幕開けはコロナからはじまったのでした…

検査結果にひとり同様したお部屋

特に隔離も必要ないとのことで、しばらくは安静に過ごすことになりました。
お医者さんに処方されたのは、コロナの抗ウィルス剤と念の為の解熱剤。

前者は需要が高すぎてどこも売り切れで入手が困難とのこと。
でもね、と、ちょっと期限が過ぎているものなら手元にあるからそれなら渡せるよと打診してくれました。それで良いです!。

海外の薬、粒が大きい気がします。飲み込もうとがんばってもなかなか喉に通らない感じ。



後者は処方箋をもらって近くのドラッグストアでお薬をもらう日本と同様のスタイルで処方してもらいました。

「1回 1〜2錠飲む」との指示が書いてあります。曖昧!

費用は全て保険でカバーされたのですが、実際に発生した費用を参考に伺ったところ、診察費は$140程度、薬代が$30程度、+税13%とのことでした。

すばらく安静にするとすっかり気分も良くなり、ようやく、カナダの生活をリアルに感じることができるようになったのでした。

なんと美しい場所なのだろうか!

ありがとう、ドクター。
健康第一で過ごします。

ーつづくー

SHARE

  • x
  • ルーデンス株式会社 Instagram
  • Facebook
もどる
PAGE TOP