コラムColumn

2024.11.10

トロントイベントレポート Vol.6・カナダのハロウィン編



 
コラム『トロントからの手紙』はカナダ・トロントに滞在中のメンバーによる現地でのイベントレポートを独自の視点でお伝えするコラム記事です。お気軽にお楽しみください。今回はトロントのハロウィンのお話です。
10月31日といえばHalloween。
トロントでは10月に入ってからお店でカボチャが売り出されはじめ、近所のお家ではデコレーションを目にするようになりました。
一般的な一軒家はエントランスの目の前にお庭があるので、多くのお家でお庭を使ったさまざまなデコレーションが繰り広げられます。
お店もハロウィンムードが漂います。日本でいう100円ショップのようなチェーン店では1レーン丸ごとハロウィングッズ売り場と化しており、たくさんの人が。リサイクルショップではコスチューム売り場が特設されておりました。
お散歩するだけでもいろんなデコレーションに出会えるわけですが、友人が『デコレーションがすごい家があるからみんなで見に行こう!』と提案してくれて、ハロウィン当日の夜は仲間たちとみんなでデコレーション探検ツアーに行くことに。
そして迎えたハロウィン当日!
向かった先は、これ本当に家?という疑問が真っ先に頭に浮かぶ立派な邸宅が並ぶトロントの高級住宅街。「あ、ここだ!」と車を停めた先にある家に驚愕。
なんじゃこれー!すごいディスプレイ!しかも動いてるー!
動いて喋るディスプレイに加え、光に音にまるでテーマパークのようなデコレーションで楽しませてくれました。(そして結構怖い)
どの家も一般のご家庭なわけですが、お家の庭をオープンにしておりたくさんの人で賑わっておりました。
そしてこのイベントの醍醐味といえば「Trick or Treat!」とお菓子をもらう行為ですが、当日はたくさんの子どもたちがコスチュームに身を包んでこのエリアを歩き回り、お家の人からお菓子を受け取っていました。
このトリックオアトリートの光景を初めて目にしたわけですが、なんだか感動。これが噂のハロウィンか〜。こうやっていろんな人からお菓子をもらえるだなんて、子どもは嬉しいだろうなあ。

TVで紹介されていた統計によると、4人に1人のカナダ人はハロウィンに$100以上を費やしており、その金額は年々上昇傾向にあるのだとか。しかしこの高級住宅エリアはものすごい金額を費やしているんだろうなあ(アイテム・お菓子購入、電気代…)。


これでハロウィンは終わったかと思ったらまだ続きが!
ハロウィンの翌日11月1日、近所の公園に行くとJack-o’-lanternの道ができていました。
このイベントは『Pumpkin Parades』と名付けられており、2004年にトロントのとある公園がはじめてから広がっていったイベントで、今年はトロント内の公園等、52箇所で開催されたそう。
ハロウィン終わりのカボチャたちを近所の人が持ち寄ってどんどんとパレードが大きくなっていきます。
このイベントは一夜限り。
夜になるとボランティアさんがパンプキンにろうそくを灯してくれます。
翌日に公園に行ってみると、何事もなかったかのようにパンプキンがいなくなっていました。お掃除まで含めてボランティアさんが活躍してくれているそうです!なんとも素敵なハロウィンの終わりを感じることができました。


余談ですが、11月3日(日)のAM2時に「サマータイム」が終わり、1時間が追加されました。時報でもあるのかと思ったらそういうわけでもなく、急に時間が変更されます。ニュース見てないと気づかないやも…
※スマホやPCの時間は自動的に調整されますが、それ以外の時計は手動で調整します。

今回は+1時間ですが、再度サマータイムに突入する時は−1時間されるので、遅刻する人が増えるのだとか!
日の短さと寒さを感じる今日この頃です。
ーつづくー

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